2025.11.06
荻野寿也さんのみどりの学校
こんにちは!
アートテラスホーム伊藤です!
昨日は、荻野寿也さんのみどりの学校・第3回に参加しました。
ゲスト講師は建築家の高野保光さん。

現地見学には行けなかったものの、セミナーと懇親会でたくさんの気づきをいただきました。
懇親会の中で、荻野さんが高野さんの建築を、
「上質なスーツの裏地のようで、カフスのような設計」
と表現されていました。
この言葉がとても印象的でした。
見えない部分まで丁寧につくりこむ誠実さと、控えめながら全体を引き立てるディテールの品。
荻野さんの感性と高野さんの建築に、ますます興味が湧きました。
また、狭小住宅での植栽の考え方について伺った際、荻野さんは「風呂植栽」と話されていました。
住宅のどこを豊かにするか——
“浴室の外に植栽を設けること”という発想に、暮らしを奥行きあるものにする視点を感じました。
「何を豊かにしたいか」を考えること。
その一言に、住まいづくりの本質が詰まっている気がしました。
