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2025.10.09

エアコンのお手入れ

こんにちは!

暑い夏や寒い冬、心地よい暮らしに欠かせないのがエアコン!
カビの繁殖やイヤな臭いを防いで、長くキレイに使うためには、定期的なお掃除が大切です!

そこで今回は、自分でできるエアコンのお手入れ方法をご紹介します。

お手入れの前には、必ずコンセントを抜くようにしてくださいね♪

 


①お手入れの基本!フィルター周りをリセット


まずは、エアコンのフィルター周りのお掃除です☆

前面パネルを開けて、そのまますぐにフィルターを取り外すのは、ちょっとお待ちを…!

取り外すときにフィルターについたホコリなどの汚れが落ちてしまうので、まずは全体を掃除機でキレイにしましょう♪

掃除機である程度大きなホコリをキレイにしてから、フィルターを外して水洗いをします。
お掃除機能がついているエアコンの場合は、ダストボックスも洗ってくださいね!

 

細かい汚れは、使い古した歯ブラシで磨くと、よりキレイになります。

水洗いしたフィルターは、しっかり乾燥させてから戻してくださいね!
フィルターに水分が残っているとカビの原因になってしまいます。

 


②吹き出し口とルーバーもお手入れ


一見キレイに見える吹き出し口(ルーバー)にも、実は汚れが溜まっています。

車を乗られる方は、車のエアコンの吹き出し口のホコリ汚れが気になった方もいらっしゃると思います。

エアコンの内部は繊細なので、水拭きは厳禁!雑巾で乾拭きしてください♪

 

 

エアコンの上部もホコリが溜まりやすいので、乾拭きしてくださいね。
手が届きにくい場合は、ハンディモップを使うと便利です。

 


③吹き出し口付近に錆の跡


吹き出し口に錆汚れが付いてしまう場合は、通常のホコリやカビ汚れとは異なり内部金属の劣化や結露の影響がでているサインです!

\錆の種類/

●熱交換器(アルミフィン)や金属部品の錆び

  • 冷房運転中は内部で結露が発生します

  • 通常はドレン水として排出されますが、
    排水経路が詰まったり、湿気が多い環境だと内部に水分が残留

  • これにより、金属部品が錆びて錆水が吹き出し口に流れ出ることがあります

 ✎特徴

・吹き出し口の下方向や左右ルーバー付近に赤茶色の筋が出る

・拭いてもすぐ再発する

●ドレンパンやドレンホースの汚れ・詰まり

  • 冷房で出た結露水を受けるドレンパンがカビやホコリで詰まると、
    水が溜まり、内部の金属やネジ部分が腐食

  • その水が吹き出し口に流れ出ることで、錆混じりの水跡が残ります

✎特徴

・黒や茶色のシミがランダムに出る

・カビ臭が強い場合が多い

●エアコン内部の鉄製パーツ(ファン軸など)の錆

  • 長年使っていると、送風ファンの金属軸なども錆びてきます

  • その錆が湿気や風で飛び、吹き出し口に付着することがあります

✎特徴

・細かい茶色い点がパラパラと見える

・内部から飛んできている場合、掃除しても数日で再発する

\お掃除方法/

✎必要なもの

・柔らかい布またはキッチンペーパー

・中性洗剤を薄めたぬるま湯

・綿棒(細かい部分用)

✎手順

【安全第一】必ず電源を切る

→ コンセントを抜いてから作業します。

①吹き出し口やルーバーを開く。

②中性洗剤を染み込ませた布で錆汚れをやさしく拭く。

③乾いた布で水分を完全に拭き取る。

④最後に送風運転(1時間程度)して内部を乾かす。

 ※錆を削り取るような掃除はNG。
内部の塗装やコーティングを傷めると、再発しやすくなります。

内部(ファンや熱交換器)はプロに依頼を!

・ファン内部やドレンパンにまで錆や汚れが進行している場合、
家庭用スプレーでは届かず、逆に故障や漏電のリスクも。

・年1回程度、専門業者による分解洗浄がおすすめです!!

 

 


④室外機の掃除も忘れずに


室外機は忘れがちですが、動物のフンや落ち葉が詰まっていないか確認してください。

また、室外機の裏側も汚れが詰まっていないかも要チェック!草が生い茂っていることがあります。

汚れが詰まっていたら、使い古した歯ブラシなどで落としてくださいね!

室外機にホースなどで直接水をかけるのは避け、水に濡らした雑巾で汚れをとってください♪

 

裏側のフィンの汚れや破損が気になる場合は、専門業者さんに相談してみてください。

 


⑤結露や落ち葉が詰まりやすい!ドレンホースのお掃除も


ドレンホースと呼ばれる「エアコンの室内機の水分を屋外に出すためのホース」のお手入れも忘れずに。

ドレンホースは、夏のあとは結露しやすく、冬を越すと落ち葉が詰まりやすい場所。

エアコンの水漏れを防ぐため、
結露や落ち葉、泥などで詰まっていたときは、下記の手順でお手入れしてください。

 

✎手順

・不要なタオルなどをドレンホースに被せ、輪ゴムで巻きます
・タオル越しにドレンホースの先を掃除機で吸って詰まりをとります

※「ドレンホースクリーナー」という専用の掃除アイテムもあるので、
汚れがひどいときは、そちらを使うのもひとつの手です!

 


 

以上、エアコンを自分でお掃除する方法をご紹介しました!

さらにキレイを保つには

・エアコンをよく使う夏と冬の間、フィルターのお掃除はこまめにしておく

・定期的に業者さんにお手入れを依頼する

使用頻度が高い部屋のエアコンは年に1回程、寝室や子ども部屋など使用頻度が少ない場所は2年に1回程が目安といわれています。

 

ぜひ、エアコンを本格稼働させる前のお手入れで、次の季節に気持ちよく使える準備を~♪

少しでも参考にしていただけたら幸いです!

また、エアコン含め何か気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。

 

 

 

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