2025.06.05
吹き抜けリビングの魅力と後悔しない工夫
こんにちは!
ブログ担当の杉村です。
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
家づくりを検討される方の間で、「吹き抜け」のある住まいが近年ますます人気を集めています。
吹き抜けとは、上下階をつなげた天井の高い空間のことで、リビングや玄関、階段ホールなどに設けられることが多い構造です。
本記事では、【吹き抜けリビングの魅力と後悔しない工夫】をテーマに、吹き抜けを取り入れるメリット・デメリット、設計・配置の工夫、暮らしへの影響などを実例やアイデアを施工事例と共にご紹介します。
吹き抜けの魅力|空間に「開放感」と「自然光」を
吹き抜け最大の魅力は、なんといっても圧倒的な開放感と自然光の取り込みです!
上下階をつなぐ空間があることで、リビング全体が広く感じられるだけでなく、高窓や大きなガラス面から室内にたっぷりと採光が得られます。朝のやわらかな光がリビングに差し込む様子は、住まい全体の雰囲気をぐっと豊かにしてくれます。
また、視線の抜けが生まれることで視界に広がりが生まれ、家全体のデザイン性や印象にも大きく貢献します。
↑ 玄関からリビングが直結の一邸。玄関上の真四角窓が自然光を取り込んでくれます。
家族の気配を感じられる「つながる空間」
吹き抜けは上下階のコミュニケーションを促す役割もあります。
例えば、2階の寝室や子ども部屋から、リビングにいる家族の気配が感じられる。これは、日常生活の中での安心感や、家族間の会話のきっかけにもつながります。
吹き抜けを中心とした回遊動線や、ストリップ階段と組み合わせることで、より一体感のある空間設計が実現可能です。
↑ 2階部分のフリースペース。子ども部屋があってもこのスペースで本を読んだりゲームをしたり…
時には、お友達が来た際にはこのスペースで遊んでいるそうです。
程よい距離感で、親子ともに安心の吹き抜け空間。
↑ 2階LDK。キッチン横にある本棚裏にはロフトへ繋がる階段が。
好きな本を持ち、ロフトでご飯までちょっと読書なんて時間も贅沢ですね。
吹き抜けのデメリットと対策
1.冷暖房効率の低下
吹き抜けにより空間が広がることで、冷暖房の効率が下がり、光熱費が増加する可能性があります。対策としては、高気密・高断熱の住宅設計や、シーリングファンの設置などが効果的です 。
2.音や匂いの伝わりやすさ
吹き抜けを通じて、1階の音や匂いが2階に伝わりやすくなります。これを防ぐためには、防音対策や、キッチンに強力な換気扇を設置するなどの工夫が必要です 。
3.メンテナンスの難しさ
高い位置にある窓や照明の掃除・交換が困難になることがあります。これに対しては、昇降式の照明器具や、長寿命のLED照明の採用、電動開閉式の窓の導入などが有効です 。
4.2階の床面積の減少
吹き抜けを設けることで、2階の床面積が減少し、部屋数や収納スペースが制限されることがあります。このため、家族構成やライフスタイルに合わせて、必要な部屋数や収納スペースを確保するよう、間取りを工夫することが重要です 。
まとめ
吹き抜けのある家は、開放感や採光性、家族のつながりを感じられる空間として、多くの魅力を持っています。
しかし、冷暖房効率の低下やメンテナンスの難しさなど、注意すべき点も存在します。これらのデメリットを理解し、適切な対策を講じることで、快適で魅力的な住まいを実現することが可能です。
弊社では、高気密高断熱の新築の家・性能向上リノベーションを行ったリノベーションを行っております。
吹き抜けの導入を検討されている方は、家族構成やライフスタイル、敷地条件などを考慮しながら、専門家と相談し、最適なプランを練ることをおすすめします!
ぜひ、家づくりの中で検討してみてくださいね!
家づくりをされている方に、少しでも参考にして頂けたら幸いです♪
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