2025.05.02
造作家具の魅力
こんにちは!
ブログ担当の杉村です。
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は、造作家具についての魅力をご紹介できたらと思います。
造作家具とは?
家づくりをする際、間取りや外観・内装などにこだわる方は多いですが、実は「造作家具」も、理想の暮らしを形にする大切なポイントです!
造作家具とは、大工さんや家具職人さんが家やサイズに合わせてオーダーメイドで作る家具のこと。
今回は、そんな造作家具の魅力についてご紹介できたらと思います!
空間にぴったり収まる「一体感」
造作家具の大きな魅力は、なんといっても空間との「一体感」です!
既製品の家具では、どうしてもサイズが合わなかったり、壁との隙間ができたりしてしまうことがありますよね。造作家具であれば、壁のサイズや天井高にぴったり合わせて設計することができるため、見た目も使い勝手もスッキリ。空間全体が整って見えるので、生活感を抑えたシンプルで美しい空間を演出できます。
例えば、リビングのテレビボードを造作で作れば、配線やルーター類をすっきり収納できて掃除もしやすくなりますし、キッチン横にパントリー棚を造作すれば、食材や日用品をストックするスペースとしても大活躍です。
↑ テレビボード兼ベンチ。テレビボード下も収納にすることで無駄のない一体感がでます。
↑ キッチンであれば、収納したい家電の高さ・幅に合わせて。隠したいダストボックスもピッタリサイズにし、無駄のない空間づくりに。
暮らしにフィットした「使いやすさ」
造作家具は、家族の暮らし方やライフスタイルに合わせて設計できるのも大きなポイントです。
「リモートワークが増えたので、ダイニング横にワークスペースがほしい」「お子さんの成長に合わせて学習スペースを一体で設けたい」「朝の身支度をスムーズにするために洗面台まわりを機能的にしたい」…など、それぞれのご家庭の“こうだったらいいな”を叶えることができます。
また、使う素材や色、仕上げなども自由に選べるので、ナチュラルな無垢材で温かみを出したり、アイアンやタイルを使って個性をプラスすることも可能です。デザイン性と機能性を兼ね備えた家具は、毎日の生活を少し豊かにしてくれます。
↑ キッチン横に造られたワークスペース。ご家族の希望で、デスク前はコルクにし親子共に学校行事を確認できるようにしてあります。
長く使える耐久性と愛着
造作家具は基本的に職人の手によって丁寧に作られるため、とても丈夫で長持ちします。
一度作れば買い替えの必要が少なく、住まいの一部として長く使い続けることができます。
また、造作だからこそ、完成した家具には愛着もひとしお。造作当初の思い出や家族の暮らしの歴史が刻まれていくのも、造作家具ならではの魅力です!
たとえば、お子さんの成長とともに使うワークデスクや、思い出の写真や趣味の本を並べる飾り棚など、住まいと共に時間を重ねる家具は、既製品にはない深い味わいを生んでくれます。
↑ 本好きの奥様のご希望で、階段の途中には本棚スペースを。本来壁のあるスペースを活用!
造作家具を取り入れる際のポイント
すべての家具を造作にする必要はありません。
使い方が変わりやすい家具や、将来的に模様替えを考えるものは、あえて置き家具にするという選択もアリです!
ポイントは、「暮らしの中で何を重視するか」を明確にすることが大切になるかと思います。
限られたスペースを無駄なく有効に使いたい場所や、毎日使う場所こそ、造作の良さが発揮されます。
また、設計段階から家具を一緒に考えることで、コンセントの位置や照明の配置なども無理なくプランに組み込めます。
↑ 趣味や家族構成によって収納方法が変わってくる玄関。
収納のサイズに合わせて造作したり、小さいお子さまのいるご家庭・将来を考えて造作のベンチが玄関先にあるのもオススメです!
今回は、造作家具の魅力について弊社の事例と共にご紹介しました。
家は、家族が長い時間を過ごす大切な場所。だからこそ、家具も“暮らしをつくる一部”として考えてみてはいかがでしょうか?
造作家具は、見た目の美しさだけでなく、暮らしに寄り添う機能性や、愛着のわく存在感を持っています。
ぜひ、家づくりの中で検討してみてくださいね!
家づくりをされている方に、少しでも参考にして頂けたら幸いです♪
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