2023.08.21
造作キッチン・造作カップボード特集
こんにちは！
ブログ担当の杉村です。
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は【造作キッチン・造作カップボード特集】について、弊社の事例と共にご紹介したいと思います！
『造作キッチン・造作カップボードとは？』
造作キッチンとは、その名の通り「造る」キッチンでありイチから設計から施工までを行い、お客様のライフスタイルや好みに合わせて作り上げるキッチンです。サイズ、材質、配置、カラーなど、すべてがオリジナルであり、特定の製品に縛られず、自由な発想で理想のキッチンを実現することができます。また、細かい部分までこだわることができ、長年使っても飽きのこないデザインや、使い勝手の良さを追求することが可能です。
また、造作カップボードも、食器棚の用途だけでなく最近は炊飯器やレンジなどの家電置きとしてカップボードを設置される方も多いです。
造作キッチン以外の物として、
システムキッチン・オーダーキッチンがあります。
システムキッチンには、価格幅が広い・納期工期も早い・多くの人が使っているため仕様や性能がすでに完成されていることも魅力の１つではありますが、全体的に平均値であり自分にピッタリの物を完成させたい方にとってはデメリットになるかもしれません。
また、オーダーキッチンもありますが材質・価格で折り合いのつかない事もあります。
『造作キッチン・造作カップボードのメリット』
造作キッチンとオーダーキッチンを比較したとき、どちらも「自分だけのキッチンを作る」ことが目的ではありますが、その方法や範囲に違いがあります。造作キッチン・造作カップボードには、他のタイプのキッチン・カップボードにはない特有のメリットがあります。
造作キッチン・造作カップボードの主なメリットについてわかりやすく説明していきます！
完全オリジナルのデザイン
造作キッチン・造作カップボードは、一からデザインを考えるため、他にない完全オリジナルのデザインが可能です。お客様のライフスタイルや好み、住まいのテイストに合わせて、細部にわたって設計することができます。
高い自由度
サイズ、材質、配置など、すべてがカスタマイズ可能です。特殊なサイズや形状の部屋にも対応でき、無駄なスペースを作らずに最適化することができます。
こだわりの素材選び
造作キッチンでは、カウンターや扉の素材を自由に選ぶことができます。天然の木材や石材など、高級素材を使うことも可能で、長く使えば使うほどに味わいが深まります。
造作カップボードにおいても高級な木材やガラス、金属など、高品質な素材でデザインすることができます。カップボードは、キッチン全体のデザインと一体化させることが可能です。統一感のある美しい空間を創出できます。
使い勝手の最適化
ご自身の料理のスタイルや収納のニーズに合わせて、使い勝手を最適化することができます。例えば、よく使う調味料の場所や、お子さまが使う食器の高さなど、日常の動作に合わせた設計が可能です。
また、造作カップボードもご自身のライフスタイルや料理のスタイルに合わせて、収納の大きさ、位置、形状などを自由に設計できます。
エコロジーとの調和
自然素材を使用することで、環境に優しいキッチンにすることも可能です。また、エコな家電を選ぶなどして、省エネ住宅との調和も図ることができます。
価値の創造
造作キッチンは、その住まいの個性を際立たせる要素となり、不動産としての価値を高めることが期待されます。
造作キッチンは、その高い自由度と個別対応が魅力の一方で、下記にも記載していますがコストや設計・施工に時間がかかることもあります。しかし、それらを考慮した上で、真に自分だけのキッチンを実現する喜びは、他では得られないものがあります。
造作カップボードにおいても、例えば、スパイスラックやワインセラーなど特定の用途に特化した収納が作れます。
↑ 横にはパントリー・デッキが配置されているため、使い勝手の良い動線だけでなく素材にもこだわり、
１つだけのキッチン空間が完成しました。
『造作キッチン・造作カップボードのデメリット』
造作キッチン・造作カップボードには、多くの魅力的なメリットがありますが、デメリットももちろん存在します。
以下、造作キッチン・造作カップボードの主なデメリットについて詳しく説明します。
高いコスト
オリジナルで設計・施工するため、材料費や施工費がかさみやすいです。既製品のシステムキッチン・カップボードに比べ、初期費用が高くなることが一般的です。
時間がかかる
完全オリジナルで設計するため、打ち合わせから完成までに時間がかかります。急いでキッチンが必要な場合には、システムキッチンの方がスピーディーに導入できることが多いです。
メンテナンスの考慮
オリジナル素材やデザインの場合、専門的なメンテナンスが必要な場合があるため、日常の手入れが難しいことがあります。
専門的な設計が必要
造作キッチンは専門的な知識と技術が必要となるため、信頼できる設計士や職人に依頼する必要があります。適切な業者を選ぶことが重要となってきます。
エコロジーとの調和の難しさ
素材選びや製造プロセスによっては、環境負荷が大きくなる場合もあるため、エコフレンドリーな造作キッチンを目指す場合は特に慎重な選定が必要です。
↑ 家事メインになる奥様の身長に合わせて設計されました。背面のカップボードも、奥様の使いやすい動線や高さ位置に合わせて完成されました。
細かくサイズ指定できる造作家具。
造作キッチンであれば、洗い物をする際に高さが合わないと腰が痛くなったり…
鍋やフライパンを使い際の使い方も人それぞれです。
造作カップボードであれば、収納のしやすさだけでなく使用頻度の高い食器やコップは取りやすい位置に置きたいですよね。その際に、高い位置にあったり取りづらい位置にあると毎日のキッチン作業も一苦労です。
ただ、造作家具を採用することで上記のデメリット以外にも何を使うか・何を置くか…細かく事前に決めることが増えてきます。
それを苦と感じず、またデメリットも踏まえたうえで、家づくりを楽しんで計画できたら使い勝手の良い、自分にあった1つだけのキッチン空間になると思います。
今回は、『造作キッチン・造作カップボード』についてご紹介いたしました。
アートテラスホームでは、お客様のライフスタイルを最大限に反映した新築注文住宅を提供します。
また、これらのメンテナンスと高性能リノベに関するアドバイスも提供し、お客様が安心して住宅生活を送れるようサポートします。横浜エリア・鎌倉や逗子といった湘南エリアの美しい風景を生かした設計や、高気密高断熱の省エネ住宅の提案を通じて、お客様の理想的な空間を実現します！
詳細や施工事例は以下のリンクをご覧ください
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