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2023.07.27

住宅購入後にかかってくるコストについて

こんにちは!

ブログ担当の杉村です。

こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。

 

今回は【住宅購入後にかかってくるコスト】について、ご紹介したいと思います!

 


 

マイホーム購入だけでも大きな買い物。

マイホーム購入、完成の喜びと共にその後かかってくるコストについて事前に知っておけば安心です。

 


まず、大きくかかる費用として

『3つの税金』

『税金以外にかかるもの』

『家のメンテナンス代』

についてみていきます!

これらについて理解しておくことは、新築注文住宅や高性能リノベーションの実際かかるコストを理解するうえで非常に重要となってきます。

 


 

『3つの税金』

 

①不動産取得税

不動産取得税は、土地や建物を新たに取得した際に課される一種の消費税のようなものです。この税金は取得価格(売買契約が成立したときの価格)に基づいて計算されます。

購入した不動産の評価額と税率(通常は1%〜4%)を掛け合わせることで、不動産取得税の額が算出されます。この税金は一度だけ支払う必要があり、不動産を取得した年の翌年に申告・納付します。

 

例えば、金沢区や逗子、鎌倉、湘南エリアで新築注文住宅を購入し、その取得価格が5,000万円だとすると、不動産取得税は200万円(5,000万円×4%)となります。

 

新築・中古戸建て等要件につき軽減税率があります。

また、所有者名義変更に伴う所有権移転と住宅ローン借入に伴い抵当権設定にて

登録免許税として税金がかかります。

 

②固定資産税

一方、固定資産税は毎年支払う必要がある地方税です。この税金は、不動産(土地や建物)の所有者がその年の1月1日現在で所有している不動産に課されます。

固定資産税の計算は、各自治体が評価した土地や建物の価値(公示価格や路線価などに基づく)に基づいています。税率は一般的には1.4%です。

固定資産税は毎年4回に分けて支払うことが一般的で、通常は6月、9月、12月、そして翌年の3月に納付します。

これらの税金は、新築の家を所有する際に避けては通れないコストです。

 

③都市計画税

都市計画税は、固定資産税と並んで毎年支払う必要がある地方税の一つで、固定資産の所有者が支払う税金です。その目的は、都市計画による公共施設の整備や地域開発などに費用を供給することです。

都市計画税は、固定資産(土地や建物)の評価額(標準地価や路線価に基づく)に基づいて計算されます。その税率は一般的には0.3%ですが、市区町村により異なる場合があります。

なお、固定資産税と都市計画税は同じ納税通知書で通知され、4回に分けて(通常は6月、9月、12月、翌年の3月)支払うのが一般的です。

例えば、金沢区や逗子、鎌倉、湘南エリアで新築注文住宅を購入した場合、その地域の公示価格や路線価に基づき評価額が決定され、それに税率を掛けて都市計画税が算出されます。

 

こちらの固定資産税・都市計画税に関しては購入時ではなく購入後にかかってきます。

 

税金関連は、諸条件により多項目ありますので詳細は税務署、または専門家に確認をして頂けたらと思います。


 

『税金以外にかかるもの』

 

大きく火災保険・地震保険の2つがあります。

①火災保険

住宅ローンを借りる場合、火災保険への加入が必須となることが一般的です。

火災保険はその名の通り、家が火災により損害を受けた際の補償を提供します。しかし、火災だけでなく、風災や水害、盗難など、さまざまなリスクから住宅を保護します。

火災保険の料金は、保険会社や補償内容、住宅の建物価格などにより変動します。一般的には、契約期間(5年)の間に一度だけ支払います。

 

②地震保険

日本では地震リスクが高いため、地震保険の加入は非常に重要です。

地震保険は単体で加入することはできず、火災保険の特約として加入するもので、地震や噴火・津波による被害を補償します。

 

地震保険の保険料は、保険会社や補償額、住宅の構造(木造か鉄骨造か等)や地域(地震リスクが高い地域か低い地域か)により変動します。こちらも火災保険同様、契約期間の間に一度だけ支払います。

これらの保険料は、住宅を購入した後の継続的な出費となります。新築注文住宅を購入する際、特に高性能リノベーションや高気密高断熱の省エネ住宅を選ぶと、保険料が変動することがあります。したがって、購入前にこれらのコストも把握しておくと安心ですね!

 


『家のメンテナンス代』

 

木造一戸建ての耐用年数はおよそ22年、マンションは47年といわれています。

住宅を所有するということは、そのメンテナンスに責任を持つことも意味します。

これらの費用は購入初期費用だけでなく、住宅所有全体を通じて発生するコストであり、計画に含めることが重要となってきます。

 

①メンテナンス費

家のメンテナンス費は、エアコンの清掃、屋根や外壁の点検、給湯器のメンテナンスなど、日々の生活を快適に過ごすために必要なコストです。また、庭の手入れや外壁の洗浄なども含まれます。

この外壁のメンテナンスについては、光セラという外壁を使用することで外壁の大敵である紫外線や雨水を味方につけ、太陽の力で壁についた汚れを分解し雨水でその汚れを洗い流すという外壁もあります。

これにより、外壁の耐用年数は40年にのびるとも言われています!

 

↑海からも近い葉山の家。太陽の力・雨水でメンテナンスサイクルが長い光セラ外壁

 

これらのメンテナンスは、住宅の品質を保ち、長期的に住み続けられるようにするためには欠かせないものです。メンテナンス費は住宅の大きさや品質、所在地によって異なりますが、年間で数万円から数十万円程度が目安となります。

 

②リフォーム費

リフォーム費は、住宅の改良や機能的な更新を行うための費用です。これにはキッチンやバスルームの改装、間取りの変更、外壁や屋根の塗装、断熱材の追加などが含まれます。

リフォーム費はリフォームの規模によりますが、一部屋の改装で数十万円、大規模なリフォームでは数百万円以上かかることもあります。

これらの費用は家を購入した後にかかるコストなので、家を購入する際にはこれらの長期的な費用も考慮に入れることが重要です。特に、高性能リノベーションや高気密高断熱の省エネ住宅を選んだ場合、そのメンテナンスやリフォームには専門的な知識が必要となることがあります。

 

↑30年間住んだマンションをリノベーション。ご夫婦お二人の使いやすさ・趣味に溢れた新しい家に。


 

マンション購入の場合は、別に駐車場代や毎月の管理費・修繕積立費がかかってきます。

 

以上が、住宅購入後にかかってくる大きな費用となります。

 

 

このような記事を読むと、

住宅ローンを組んで住宅購入するのと、賃貸はどちらが良いのかな…

と思われる方もいらっしゃると思います。

 

以前の建築ブログで、賃貸と住宅ローンについての記事も載せてありますので合わせて一読頂けたらと思います!

【賃貸と住宅ローンの違い】

https://www.arterracehome.jp/blog/difference-between-renting-and-mortgaging/


 

アートテラスホームでは、お客様のライフスタイルを最大限に反映した新築注文住宅を提供します。

また、これらのメンテナンスとリフォームに関するアドバイスも提供し、お客様が安心して住宅生活を送れるようサポートします。鎌倉や逗子といった湘南エリアの美しい風景を生かした設計や、高気密高断熱の省エネ住宅の提案を通じて、お客様の理想的な空間を実現します!

 

 

詳細や施工事例は以下のリンクをご覧ください

 

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