素と刻の家

「自然素材と経年変化を、お子さまの成長とともに楽しむ」をコンセプトに設計され、「素と刻の家」と名付けられました。“素”は自然素材のありのままの表情、“刻”は時間による変化を楽しむという想いを表しています。 外壁は雨で汚れを落とすガルバリウム鋼板を採用し、あえて軒を設けないデザインに。フェンスには経年で黒味が増す杉材を使用し、その変化を見越して明るめの素材を選定。玄関ドアが見えないよう配置し、しっかりと目隠しも確保した家となっています。
玄関に入ると、階段を全体的に明るくするのではなく必要な部分だけを照らす多灯照明で、落ち着いた雰囲気と適度な明るさを確保しています。
玄関横のシューズクロークには杉板の棚が各7枚あり収納力がたっぷり。さらにパンチングパネルとS字フックを採用し、小物もすっきり整理できるようにしています。
約5帖の子ども部屋。子ども部屋は寝るための部屋として設けており、こちらも最低限の照明を計画し今後デスク等を置く際には手元灯のような照明を設ける設計となっています。手間の収納部分は、下地を入れているのでロールスクリーン等で対応できるようにしています。
1階奥のお部屋は、約9帖のご両親様の寝室。布団をご使用することからオープンタイプの奥行きのある収納棚を設けました。壁と天井には、防音効果を高めるためにグラスウールという形で断熱材を入れています。
造作の洗面はW:1100mmのアイカ工業スタイリッシュカウンターを採用しました。奥さまのご希望で照明はマリンライトに。
使い勝手の良い、広々空間の脱衣室。身長に合わせて、乾太くんを約200mm上がるように造作棚を設置し使いやすさも重視しています。洗濯→干す→畳む→アイロンが一気に済むのも嬉しいポイントです。また、床は表面に撥水加工しているコルクタイルを使っているのでお掃除もしやすいです。
杉材の階段を上がった先の2階入口には、防音効果を兼ねた扉を設置。また、扉が閉まっていても猫ちゃんが自由に出入りできるよう、壁に専用の通り道を設けました。
都市に建つ建物で隣地が近いこと・眺望を考えてメインとなるリビングは2階に配置しました。リビングの床は積層合板で構造も兼ねている床材をフローリングとしてあえて現しにしています。壁は、内装材で優れた機能性をもつモイスを採用しています。外張り断熱で施した天井は、一番高いところで約350cmとなっているため、開放的な空間が広がります。猫ちゃんのキャットウォークも兼ねてつくられた窓台は幅を広めに設けています。
ダイニングテーブルにはお施主様お気に入りのペンダントライトを吊るすことで、自然でやわらかな雰囲気となりました。
お部屋の広さ・生活スタイルに合わせた光のバランス。窓からの景色がさらに引き立ち、ゆるやかに外と繋がっています。
グラフテクトのキッチンを採用し、空間全体が落ち着いたトーンで統一されています。食洗機には、BOSCHのW:600mmを採用しました。
約2帖のパントリー。パントリーには冷蔵庫やゴミ箱も配置。収納力たっぷりの可動棚もあるのでキッチン空間が常にすっきりとします。
約9帖の2階主寝室には、2帖の半個室ウォークインクローゼットと1.5帖の可動棚付き書斎が併設されており、落ち着いたプライベート空間を叶えています。

新築注文住宅

DATA

  • 建築場所
    横浜市鶴見区
    家族構成
    ご夫婦+お子さま1人+ご両親+愛猫
  • 敷地面積
    115.04㎡
    建物面積
    -
  • 1階床面積
    53.82㎡
    2階床面積
    57.13㎡
    3階床面積
    -
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