鎌倉の谷戸で暮らす家

安国論寺のある南の丘と、比企ヶ谷にある妙本寺の北の山に挟まれたこの土地に「鎌倉の谷戸で暮らす家」を計画しました。なにより自然が多いこの場所。歴史ある街並みを北に抜ければ鎌倉七口である名越切通に通じ、更に衣張山トレッキングコースへつながり、材木座の街を南に抜ければ由比ヶ浜へ。湘南の雰囲気と古都が混ざる海と山に挟まれたこの場所で、住まう人がアウトドアを楽しみながら健康的に豊かな生活できる家づくりを目指しました。また、松尾設計室監修パッシブデザイン住宅となっており、松尾式床下エアコン・小屋裏エアコンを採用した高気密高断熱の家となっております。
玄関は、2方向動線となっており家族用動線はシューズクローク→ストレージ→パントリー→LDKと1方向で繋がっています。また、玄関には造作ベンチを設け買い物袋や靴の脱ぎ履きとして使用したり、お気に入りのインテリアを置いたりと活用法たくさんです。
7段の可動棚など玄関周りに収納スペースが多くあるため、スッキリ空間が保てます。お子さまのランドセルや通勤カバンもこちらに収納できます。
自然素材をふんだんに使い、木のぬくもり溢れる空間が広がります。南面からの窓によって冬場の日射をしっかり確保し、外窓に取り付けられたアウターシェードによって夏場の日射は遮られる工夫がされているので1年中快適な室温が保たれます。
WOODONEのキッチンからは鎌倉の自然が広がります。キッチン横にダイニングテーブルを置くことで配膳も楽になります。LDKの床はオーク材を採用し、構造材には静岡県産天竜杉を採用しました。高さ400mmの造作ベンチで大人数の来客時にも安心です。また、収納可能なのも嬉しいポイントです。奥の格子部分には床下エアコンが収納されています。床下エアコンは冬場専用となっており、夏場のエアコンは小屋裏に1台採用しています。
木のぬくもりとアイアン手摺りのバランスが良く、温かみの中にメリハリがある空間となりました。床下エアコンのため、窓際など箇所箇所にあるガラリからエアコンの温風が出てくるので心地の良い体感温度となります。
階段を上がると、日当たりの良いフリースペースが広がります。フリースペースの床材には、天竜桧を採用しました。お昼寝をしても気持ちが良さそうです。
階段上がってすぐにある子ども部屋2つ。吹き抜け階段・フリースペースに設けられた窓によって開放感・明るさを確保しました。
床材には、天竜桧を採用しました。窓からの景色が心地の良い空間にしてくれます。

DATA

  • 建築場所
    鎌倉市大町
    家族構成
    ご夫婦+お子さま2人
  • 敷地面積
    172.37㎡
    建物面積
    97.64㎡
  • 1階床面積
    48.43㎡
    2階床面積
    49.21㎡
    3階床面積
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